爪もみ療法


(参照)奇跡が起こる爪もみ療法 福田稔・安保徹監修 マキノ出版

 <刺激する場所>

もむのは、手の指の爪の生え際にある、両側の角です。
わかりやすいように親指の外側から順番に、1・2(親指)、3・4(人差し指)、5・6(中指)、7・8(薬指)、9・10(小指)と番号をつけています。 このうち、7・8(薬指)は、交感神経を刺激してしまうので、特別な場合以外は使いません。



 <刺激のやり方>

@  爪の生え際の角を、反対側の親指と人差し指で、両側からつまみ、そのまま痛いくらいの強さで押しもみする。
たとえば、右の親指を刺激する場合は、左手の親指と人差し指で、右手の親指(1・2)をギュッと強めにつまんで刺激します。
あまり厳密な位置にこだわらなくても、刺激は十分伝わります。

A  両手の親指、人差し指、中指、小指を10秒ずつ刺激する。症状に対応する指(次ページ参照)は、20秒ずつ刺激する。特に順番はありません。刺激しやすい指からもんでください。ひととおり刺激しても、全部で2分以内ですみます。先に説明したように、薬指は刺激しません。

B  @Aを、1日に2〜3度行うといいです。不眠でお悩みのかたは、寝る前に行うと効果的です。
また原則として、子供も大人と同じように刺激して結構です。



 <刺激の強さ>

指の先端で、痛いなというくらいにギュッとつまんで刺激します。爪を立てて刺激することはありませんが、つまんで刺激するのがやりづらいかたは、爪楊枝やボールペンの先で刺激しても構いません。軽い刺激では効果がありませんが、絶対に出血するほど強くもんではいけません。



 <症状別のやり方>

親指は肺などの呼吸器、人差し指は胃や腸などの消化器、中指は耳の症状、小指は心臓や腎臓などの循環器に効果があります。
以上を、症状別に分けると、下図のようになります。
自分が治したい症状・病気に対応する指は20秒ずつ刺激するといいでしょう。もしも、自分が治したい症状が複数ある場合は、いちばん悩んでいる症状に対応する指を、20秒ずつもみましょう。
爪もみ療法によって症状がおさまった場合、あるいは病気の予防が目的の場合は、薬指以外の指を、10秒ずつもむといいでしょう。
爪もみ療法は一生続けていい健康法だといえます。


アトピー性皮膚炎、 セキ、 ぜんそく、 リウマチ、 ドライマウス、 円形脱毛症、 がん
 …など

潰瘍性大腸炎、 クローン病、 胃・十二指腸潰瘍、 胃弱
 …など

耳鳴り、 難聴


脳梗塞、 ボケ、 パーキンソン病、 物忘れ、 不眠、 メニエール病、 高血圧、 糖尿病、 肩こり、 腰痛、 老眼、 動悸、 頭痛、 腎臓病、 頻尿、 肝炎、 手足のしびれ、 肥満、 生理痛、 子宮筋腫、 子宮内膜症、 更年期障害、 顔面神経マヒ、 自律神経失調症、 不安神経症、 うつ状態
 …など



なお、特に下半身の症状を改善したい人は、手の指に加えて、足の指ももむと効果的です。手の親指は足の第1指、手の人差し指は足の第2指、手の中指は足の第3指、手の小指は足の第5指に相当します。手の薬指に対応する足の第4指は、手の場合同様に使いません。これらの足の爪の生え際を、手の指で少し強めにつまんで、もむようにしてください。



 <注意する点>

早い人であれば、爪もみ療法を始めたその日に、効果が現れます。しかし、それで安心せず、じっくり治していくつもりで刺激を続けましょう。
副作用はありませんが、あまりやりすぎてはいけません。1日1〜3回を目安にしてください。1日5回もやるのは多すぎます。
また、人によっては刺激をすると、一時的に症状が悪化する場合があります。このとき、爪もみ療法をやめると、元に戻ってしまいます。根気よく続けていると、1ヶ月ほどで症状が改善してくるのがわかるでしょう。
もし、効果がなかなか現れない場合でも、3ヶ月は爪もみ療法を続けて欲しいと思います。